活動内容

2010年度

2011年2月~3月 雛のつるし飾りまつりと展示の開催

 女性ネットワークなかが主催した「雛のつるし飾り講座」の参加者や市民の方々が作ったつるし飾り作品を2月5日~3月13日の期間、那珂市役所ロビー、中央公民館、曲がり屋、らぽーる、歴史民俗資料館、静ヒルズカントリークラブを会場に展示しました。
 展示した作品の数は、912連、約6,500個にも上り、各会場に訪れた方々からは、その美しさと豪華さに驚嘆と称賛の声が多数あがりました。

 本年度も、展示会場やつるし飾りに協賛いただいた施設やお店を紹介した「雛のつるし飾りマップ」を作成・配布し、つるし飾りを見に来た方々が展示会場を効率的に回ったり、観光や休憩をしたりする際の参考にしていただけるようにしました。

 2月27日には、一の関ため池親水公園と曲がり屋において「雛のつるし飾りまつり」を開催しました。会場には、約4,000人の方々が来場し、つるし飾りの製作体験や地場野菜、特産品、女性ネットワークなか会員が作った手作り品などの販売が行われました。また女性ネットワークなかと交流のある那珂湊漁業協同組合女性部や、ゆずの里かおり村からも出店していただき、楽しいおまつりとなりました。

2月5日 男(ひと)と女(ひと)輝いて生きる講演会

 総合センターらぽーるにおいて、講師に女性学研究家の田嶋陽子先生をお迎えし、「男と女 輝いて生きる講演会~シャンソン&ウーマンズトーク 田嶋陽子~」を開催しました。

 田嶋先生は、法政大学教授や参議院議員を務められた経験を持つほか、テレビにも活躍の場を広げ、数々の人気番組に加え、海外のメディアにも女性学の立場から多数出演しています。またシャンソン歌手としてもCD発売やライブ出演等活躍しています。
満員の会場は、田嶋先生の楽しいお話や心を揺さぶる歌声に、大いに盛り上がりました。

10月~ 雛のつるし飾り講座開設

 昨年度大好評だった「雛のつるし飾り講座」を、内容を発展させ本年度も開催しました。 講師に、杉森公枝先生と加藤美知子先生をお迎えして、先生方の懇切丁寧な指導のもとに、111名の受講生全員の素晴らしい作品が出来上がり、歓声が上がりました。出来上がった作品は、平成22年2月6日から3月14日まで市役所ロビーや曲がり屋、歴史民俗資料館、静ヒルズカントリークラブに展示しました。

5月29日 男(ひと)と女(ひと)輝いて生きる講演会

 毎年、「女性ネットワークなか」総会終了後、会員研修と市民への啓発事業の一環として、男(ひと)と女(ひと)が輝いていて生きるための事業を開催しています。今年は総合センター「らぽーる」において、東京芸術座で長年にわたり女優活動を続けた木村夫伎子さんを講師に迎え、「~燃え尽きるまで 舞台の上で~」をテーマにお話をしていただきました。
 木村さんは、現在「人と人の心に懸け橋を」との思いから、地元常陸太田市の主婦たちによる劇工房「橋の会」を結成し、戦後の免罪事件を題材にした「証人の椅子」、裁判員制度を題材にした「裁きの庭」、山口県光市母子殺人事件を中心に脚本を書いた「阿修羅のごとく」など、さまざまな作品の演出を手掛けています。そのご経験に基づく男女共同参画社会にまつわるわかりやすく楽しいお話を聞き、大変素晴らしい講演会となりました。