活動内容
2008年度~2005年度
2008年度
2009年2月~3月 雛のつるし飾り展示とまつりの開催
2月7日~3月15日の期間,那珂市役所ロビーや曲がり屋、歴史民俗資料館を会場に、約3,000個の雛のつるし飾りを展示しました。
展示したつるし飾りは、女性ネットワークなかが主催した「雛のつるし飾り講座」の参加者や市民の方々が作った作品で、来場された方は、華やかな飾りに驚嘆し、自分も作ってみたいなどの声が寄せられました。期間中大勢の方が訪れ、にぎやかな会場となりました。
2月28日には、一の関親水公園と曲がり屋において、初めての「雛のつるし飾りまつり」を開催しました。会場には、約2,000人の方々が来場し、つるし飾りの製作体験や地場野菜、特産品、手作り品などの販売が行われ、楽しいおまつりとなりました。
2月24日 女性団体交流会の開催
那珂市中央公民館において女性ネットワークなかの構成団体の代表15名と、筑西市のちくせい女性団体連絡協議会会員20名が、それぞれの活動発表や情報交換を行いました。
ちくせい女連の羽田節子会長から協議会は平成15年に設立され、バザーなどを自主的に行い資金面で“自立”するとともに、市民対象の啓発事業として、男女共同参画広報紙「女ひとと男ひとすてきにパートナー」の発行や講演会を開催していることなどの発表をいただきました。
女性ネットワークなかの鴨志田和枝会長からは、本市の活性化を目的に、今年度新たに取り組む事業として、市内の女性たちを中心に「雛のつるし飾り」の展示やまつりの開催、また、毎年、市民の意識啓発のために「男ひとと女ひとがともに輝けるまち」の形成を目指して、「男ひとと女ひと 輝いて生きる」講演会やコンサートを開催していることなどを発表いたしました。
お互いの各構成団体の活発な意見交換や質疑応答ができ、有意義な交流会となりました。
2月7日 男(ひと)と女(ひと)輝いて生きるトーク&コンサート
今回は、新しい取組として、市(行政)との共同主催によるトーク&コンサート(2部構成)を、総合センターらぽーるにおいて開催しました。
第1部は、男女共同参画社会の形成を促進するため、市民の代表者「市野沢伊司」さんから、「私が実践する男女共同参画」と題して、自らが実践しているボランティア活動を通して、男女の役割などについてのお話を伺いました。
第2部では、全盲のピアニストでありバリトン歌手の北田康弘さん、奥様の陽子さんをお迎えして、ピアニストになるまでの努力の日々や生い立ちなどについてお話を伺い「ありのままに生きること!! あきらめないこと!! そして自分らしく生きること!!」の大切さを再認識するとともに、素晴らしいピアノ演奏や心を揺さぶる歌声に、400人近い聴衆が酔いしれました。
1月15日 『容器包装3R推進全国大会』(主催/環境省)
環境省ではレジ袋を中心とした容器包装廃棄物の排出抑制(Reduce)意識を高め、各地域の消費者、自治体、事業者の協働と連携による削減への取組みを全国に広げる活動の集大成として、容器包装3R推進全国大会を東京において開催しました。会場では、使いやすさやリサイクル品のマイバックなどを各企業が展示し、レジ袋削減に取組む企業の姿勢が感じられました。また、全国で先駆的な取組みをしている自治体の報告がありました。
本市も、今年度は、レジ袋無料配布中止に向けて取組んでいることから、女性ネットワークなかの会員30名が参加し研修を行いました。
12月4日 視察研修
女性ネットワークなかの構成団体から45名が参加し、女性が主体的にまちおこしに取組んでいる龍ヶ崎市商工会女性部を視察研修しました。
「龍ヶ崎まいんコロッケ」は、平成12年に、商工会女性部部員30名で、地域ブランドとしての「龍ヶ崎まいんコロッケ」で、まちおこしに取組んだものです。平成15年には「コロッケクラブ竜ヶ崎」が組織され、多くの人たちが関わりを持つことで、街が活性化され、コロッケの売上も順調に伸びています。さらに市内の小中学校との連携や市民との交流などを行うとともに、様々なイベントの開催にも取組んでいます。まちおこし活動の様子が、多くのマスコミで紹介され、それとともに市全体のイメージもアップし、今では全国から視察団が訪れるようになりました。ここまで有名になるまでの様々な取組みについて、龍ヶ崎市商工会女性部の吉田部長さんの、からだ全体から溢れるパワーと元気でユーモアーいっぱいのお話に、会場は終始笑いに包まれました。
女性部のバイタリティー溢れる取組みに、活発な意見交換が行われ、有意義な視察研修となりました。
11月2日、3日 ひまわりフェスティバル参加
2日間にわたり、那珂総合公園で行われた「ひまわりフェスティバル」に「女性ネットワークなか」が初参加しました。
今年は、国民文化祭との同時開催であり、会場では、男女共同参画社会の形成促進のためにしおりに川柳などを書きとめ来場者へ配布するとともに、エコに関するアンケートやリサイクル品を使っての小物販売など、自然環境保護に対する啓発も行いました。
10月 ~ 雛のつるし飾り講座開設
今回初めての試みとして、市内の女性たちに呼びかけて「雛のつるし飾り講座」を開催しました。
講師に、杉森公枝先生と加藤美知子先生をお迎えして、先生方の懇切丁寧な指導のもとに、75名の受講生全員の素晴らしい作品が出来上がり、歓声が上がりました。
出来上がった作品は、市役所ロビーや曲がり屋、歴史民俗資料館に展示され、多くの方々を楽しませるとともに、市民の交流の場となりました。
5月24日 男(ひと)と女(ひと)輝いて生きるコンサート
毎年、「女性ネットワークなか」総会終了後、会員研修と市民への啓発事業の一環として、男(ひと)と女(ひと)が輝いて生きるための事業を開催しています。
今年は総合センター「らぽーる」において、那珂市近郊にお住まいの団塊の世代の男性たち10人でバンドを結成している「万丈童子」をお迎えして、「男(ひと)と女(ひと)輝いて生きるコンサート」開催しました。
バンジョーで、カントリー音楽を軽やかなリズムにのせて演奏する万丈童子に、ステージ下では、フォークダンスの愛好家たちが華やかな衣装に身を包み、楽しくフォークダンスを披露しました。会場からは、盛大な拍手が送られ、楽しい一時を過ごしました。
万丈童子の方々は、コンサートを通して、退職後の生活が、自分の趣味を生かし自らも楽しみながら、ボランティア活動などに取組むことで、充実したライフワークを送ることができることを、会場の人々に伝えました。
2007年度
2008年2月 『第21回茨城県女性団体連盟のつどい』 (茨城県女性団体連盟主催) に参加
茨城県県民文化センターにて開催されたつどいに、“ネットワークなか”から9名が参加しました。
つどいと併せて実施された“ハーモニーフライトいばらき2007”の団員による報告会では、ノルウェーやドイツにおける男女平等に向けた教育や取り組みについて、“すがはら やすのり講演会”では、夫婦がそれぞれの能力を生かした生き方を尊重しつつ、互いに協力し合い仕事と生活の調和を築いてきた体験や、平和の大切さについて、実体験に基づいたお話をうかがいました。
また、県内の女性団体によるミニバザーコーナー(フェアトレードの小物等)が設けられ、情報交換ができ、視野が広がりました。
1月 男(ひと)と女(ひと)輝いて生きる講演会
作詞家、作家、女優など、多彩な分野で活躍し、チャレンジし続けている阿木燿子氏を講師に迎え、「自分らしく生きるために!!」と題し、市中央公民館にて講演会を開催しました。“人には無限の可能性がある”という氏の語りかけるような講演は盛況で、500人近い聴衆で会場がうめつくされました。
9月 『男女共同参画チャレンジシンポジウム』(茨城県主催)に参加
女性が働きやすい環境づくりや再就職・起業など、あらゆる分野へのチャレンジ支援として開催されたシンポジウムに、“ネットワークなか”から23名が参加しました。今回のテーマは、「食へのチャレンジ 食からはじめよう!豊かなライフスタイルへ」で、様々な分野で活躍する男女のパネリストによる活気に満ちたディスカッションが繰り広げられ、大いに触発されました。
また、会場ではチャレンジする女性たちの展示販売コーナー(手作り小物・農産物加工品等)が設けられ、参考になりとても有意義でした。
5月 男(ひと)と女(ひと)輝いて生きる講演会
国際線の客室乗務員、つくば科学博のコンパニオンチーフインストラクター、大学講師など第一線で常に活躍し続けている渡辺満枝氏を講師に迎え、“人を惹きつける話し方 接し方”と題し、らぽーるにて講演会を開催しました。
相手の心に心地よく響く話し方、相手に好感を与える顔の表情や身のこなし等について先生の身振り手振りに合わせ、300人を超す聴衆も一緒になって発声やおじぎの練習をするなど、会場は大変な熱気と充足感に包まれました。
2006年度
2007年1月 男(ひと)と女(ひと)輝いて生きる講演会
HIDEKO’Sメイクスクール校長の前島ひで子さんを講師に迎え、「きらめくあなたのために!!~考え方ひとつで人生バラい色~」と題し総合センターらぽーるにおいて講演会を開催しました。「辛いとこ・悲しいことなど人生の変化を『自分が磨かれる機会』として前向きに捉え大きく成長していこう」という前島先生の魅力的な講話は好評で、入場者は350名を超えました。
また講演に先立って行われた武藤元久さん・まさ江さんご夫妻(額田東郷)による尺八と琴の演奏により、会場は和やかな雰囲気につつまれました。
11月 視察研修
女性ネットワークなかの構成団体から45名が参加し、男女共同参画の先進地である日立市の日立市各種女性団体連絡会(以下女性連)と日立市(行政)を視察しました。
昭和57年に設立され、市の補助金の他にチャリティーバザーなどを自主的に行い資金面でも“自立”し様々な事業に取り組むほか、(女性連の推薦を受けた)女性議員を誕生させている女性連の会長より会の活動について話を伺いました。
また、男女共同参画に関する条例に基づき、『女性大学』の開講や『中学生向けの男女共同参画ハンドブック』の配布のほか様々な事業を実施し、男女共同参画の啓発・推進を行っている日立市の担当者から、市の取り組みについて話を伺いました。
互いに活発な質疑応答や意見交換ができ、有意義な視察研修となりました。
10月 「男女共同参画チャレンジ支援シンポジウム」(県主催)に参加
女性が働きやすい環境づくり・再就職・起業などあらゆる分野へチャレンジできる道を拓くための支援として、総合センターらぽーるにおいて開催されました。茨城大学の長谷川幸介助教授による基調講演は男女共同参画と女性のチャレンジについてわかりやすく、その後4人のパネリストの方々からは、起業時の苦労話や成功の秘訣などを楽しく語っていだだき活気溢れるシンポジウムとなりました。‘女性ネットワークなか’からは約90名が参加しました。
2005年度
12月 セミナー「地域が守る 子どもの権利」
ふれあいセンターよこぼりで、茨城県女性団体連盟・NPO法人ウィメンズネット「らいず」・女性ネットワークなか主催のセミナーを開催しました。
セミナーでは、女性の人権を考えるグループ「花づな」による朗読劇、「らいず」広報部会長による事例報告、パネルディスカッションが行われ、DVによって被害を受けている母親やその子どもを地域で守り、どのようにサポートしていくかを来場者とともに考えました。
11月 女性ネットワークなか後援「げんでん ふれあい文化講演会」
那珂市中央公民館で、那珂市文化協会と(財)げんでんふれあい茨城財団主催の「げんでん ふれあい文化講演会」が開催されました。講師に、元NHKキャスターの宮崎緑さんを迎え、「地域の魅力を輝かせる」というテーマで講演をしていただきました.。
女性ネットワークなかは、「女性団体人材育成事業」の一環として後援となったため、構成団体から係員が参加し、準備、受付、片付けなどを行いました。
10月 「那珂市女性議会」参加
平成14年以来2度目、そして旧那珂町と旧瓜連町が合併して那珂市が誕生し、市制施行後初めての「女性議会」が開催されました。「女性議会」の目的は、男女共同参画意識の向上と、女性の行政への積極的参加を促進することです。行政への参加は、私たちが、日常生活や様々な分野の活動をとおして気づいたことを、市政に反映し理想の那珂市をつくることに参画できる重要な機会の一つです。
今回、24人の一日女性議員のうち、構成団体から12人が参加しました。事前に、5つのテーマごとに5班に分かれて,4回の学習会や9月議会の傍聴などを行いながら、まちづくりの現状を学び、テーマに即した身近な問題について議論を重ねました。
当日は、松川玲子さん(見験学楽瓜連の会副会長)が議長を務め、通常の市議会と同様に一般質問形式により行われ、計9人の代表者が登壇し、1人10分の持ち時間で質問し、意見を述べました。