２月１１日（土）多文化共生セミナー「食文化から考える、ベトナムと日本」を開催しました。

　　　　

 

今回は講師に、茨城県留学生親善大使でベトナムのホーチミン市出身の

グエン　ゴク　ラン　チさんをお迎えしました。

小学校の時、アイドルグループ「嵐」が好きで日本語と日本文化に興味を持ち

日本語を習い始め、２０１９年から国費留学生として日本に留学し、

現在は筑波大学の教育学類で勉強しているラン チさん。

流暢な日本語でベトナムと日本の食文化を比較しながら、

とてもわかりやすくお話ししてくださいました。

　

　

日本に来てから初めて一人暮らしをして、「料理」も趣味になったそうです。

 

　

 今回は、みなさんにベトナムコーヒーをお配りして

ベトナムコーヒーと、講師からベトナムのお土産にいただいた

ドリアンクッキーとエッグクッキーを楽しみながらお話を聞いていただきました♪

　

質疑応答の時間には、みなさんたくさん質問されていました。

 

最近、日本に暮らすベトナム出身の方々が増えていますが、

ほとんどが技能実習生か出稼ぎ労働者というのが現実で、ラン チさんのように

勉強がしたいという理由で来日している人は少ないそうです。

また、日本への「留学」という制度もあまり充実していないので、

今、大学で勉強している「教育学」を通して、日本が留学先に選ばれるように、

そして、日本へ留学したいという学生のサポートをできるような学校をつくり、

ベトナムと日本の架け橋になりたい、とラン チさんが夢を語ってくださると

会場内から拍手が沸き起こっていました。

 

　

 

 

今回もたくさんのご参加、ありがとうございました。

来年度も引き続き、多文化共生セミナーを開催して参りますので、

是非ご参加ください。