多文化共生セミナー

平成26年度

平成26年度に開催された多文化共生セミナーを紹介します。

     第1回 マレーシア編

『講師の三人』の画像

 茨城高専の留学生であるソレヒンさん、ウェイ・ジェンさん、カミラさん(左から)の3人を講師としてお迎えしました。来日後間もなくのセミナーでしたが、日本語はほとんどマスターしていました。

 3人が分担して、マレーシアの文化や習慣、来日してまもない日本のことについてなど一生懸命参加者に伝えていただき、大変有意義な時間となりました。

 講話の後には、地元の高校生や参加者と活発な交流がありました。

 

     第2回 エチオピア編

『講師(ガライヤ)』の画像

 講師のタスファイエ・ガライヤさんは、1975年に来日された、笠間市在住の陶芸家です。

 ガライヤさんは、教育を通じたエチオピアの子どもの未来のためのNPO法人「エチオピアの未来の子ども」の理事長でもあり、2010年4月には、エチオピアと日本の友好・親善に尽力された功績が認められ、「旭日双光章」を受章されました。

 講話では、エチオピアの文化や習慣、東日本大震災の体験を話され、さらには特技のコーヒー占いも披露していただきました。

 

      第3回 ウクライナ編

『ウクライナ6』の画像

 講師のテレシェンコ・パブロさんは、ウクライナ出身で、奥様が日本人です。

 ウクライナは、自然豊かで歴史的な世界遺産が多い一方、航空技術が進んでいる国でもあります。

 パブロさんが来日して驚いたことは、日本の狭さとトイレの性能の素晴らしさだそうです。

 「文化の違いがあっても、人を想う気持ちは日本人でも、外国人でも違わず、コミュニケーションが大切である」と話していました。

 

      第4回 オーストラリア編

『オーストラリア編講師』の画像

 講師のカサンドラ・ウォーカーさんは、来日して、日本人の仕事に対するまじめさに驚いたそうです。

 同じジェスチャーでも国によって意味が異なることを例に挙げるなど、わかりやすくお話しいただきました。また、異文化に出会ったとき、その違いをおかしいとか、間違っているととらえずに、どうして違うんだろうと考えてみることが、多文化共生社会に必要なこととお話ししていただきました。

 

      第5回 フランス編 

『シオルティノ・サビヌさんなかまろちゃん』の画像

  フランス大使館から、シオルティノ・サビヌさんを講師にお迎えしました。

 日本とフランスは、歴史的に密接な関係があり、芸術、軍事、産業といったあらゆる分野で互いに影響を受けてきました。近年、フランスでは和食や日本のアニメや漫画が人気を集めています。

 今後、国家や企業間だけでなく、民間での交流が盛んになれば、日本とフランスの関係は、よりよいものになるのではないか、とお話しいただきました。

 

       第6回 台湾編

『講師(世津)』の画像

  講師は、台南市出身で、貿易センターの通訳をされている世津 素子さんです。

 講話では、台湾の文化や習慣をはじめ、台湾と日本を結ぶ歴史や、台湾の経済などに大きな影響を与え、功績を残した日本人についてお話しいただきました。

 参加者にとって、改めて日本について見つめ直す有意義な機会になりました。

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